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2004年 09月 19日
昨18日の社説は、読んでいなかったが、いくつかのブログに反論や批評が載っていたので、今になって読み始めた。そして、今日。19日の社説。
(2004/9/19/01:55 読売新聞 無断転載禁止)とあるが、リンクするのは、著作権上問題はない。そして、もちろん新聞の社説なんだから、批評や反論は自由にできるはずである。 ないようについては、ぜひ、みなさん読んで頂きたい。 吐き気がするほど下品な文章である。 開巻一番「不毛なストに突入した」。これは一体どういう意図があるんだろう。選手会が苦渋の決断をしてストを決意した、いや、選手会との約束を守れず、スト決行を回避できなかった機構側があってのことなのだ。それらの努力を、全て踏みにじる言葉である。文字や表現を大切にすべき新聞の社説が、これでいいのか。 いちいち書き連ねるのは、それこそ気分が悪くなりそうなので、やめるが、後半のひと言をあげたい。 「選手会の希望で“密室”の中、続けられた交渉」これも、ひどい表現で、読者に誤った印象を与えようとする意図は犯罪的ともいえる。急にその場になって公開といわれても、団体交渉のプロではない選手会からすれば、対応を誤るかもしれないだから、公開はさせなかったことをさしているのだろう。密室を選んだわけではない。しかも、終了後に両者並んで記者会見をしたんだ、あとは、読売を含むマスコミ各社が公平に伝えればいい話ではないのだろうか。また、弁護士を立てるのは、この場合常識だろう。まるで、弁護士だけが利益を得たような書き方は、これもイヤらしいとを感じさせる。 最後だ。この書き方は絶対にいつか出ると思っていたが、やっぱりだ。 「試合を拒む選手の背中など、子供たちに見せたくない」。ほんとうにそうだろうか、問題をはらんでいるのにもかかわらず、選手たちは元気に試合していればそれでいいのだ。そういうことだろうか。表面だけを子供に見せればいい、そういうことだろうか。これじゃまるで、新しい日本の歴史の教科書を作る会のようなものだ。恥を知れ、といいたい。 ああ、胸くそ悪い。
by dohnatteruno
| 2004-09-19 10:23
| 怒ってるぞ
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